飛鳥時代ってなんぞや?

令和元年なので飛鳥時代についてゆるっと小話

わたしの好きな色

今週のお題「わたしの好きな色」

 

令和カラーとして〈菫〉〈梅〉〈桜〉の3色が公表されています。

優雅な印象を受ける花の色。

特に梅や桜の柔らかいピンクは、日本人にとって馴染み深い色かと思います。

 

梅、桜、あれ?

〈桃〉はどこに行ったのでしょうか。

 

どうしてクレヨンのピンクは〈桃色〉なんだろう?

今はストレートに〈ピンク〉と書かれているものも多いですが、不思議に思っていたのは私だけじゃないはず。

 

〈桃色〉は白と赤を混ぜ合わせてできるシンプルな色。別名に〈桃花色〉があります。

英語で〈ピーチ〉と言えば桃の果実のとろりとした黄色を指すのに対して、日本人の思う桃色は桃の花の淡い紅色なんですね。

 

花から拝借した色は数多く存在しますけれど、〈桃花色〉は万葉集に登場するくらい古くから日本人に愛されてきた色です。

 

子供のくせに、桃色が好きなんて子供っぽい!いちご味が好きなんて子供っぽい!と遠ざけることもありましたが、色々なものに触れているとそれらの良さに気がつきます。

 

子供のころに好きだった色を、今の自分が改めて好きになることができたとき、あの頃の純粋な気持ちにもまた出会えるのかもしれません。